2002年レゲエ・シーンに大旋風を巻き起こした1曲がある。
本当に、どこのCLUBに行ってもこの曲が流れていた。
それがWayne Wolderウェイン・ワンダーの「No Letting Go」。
Bounty Killerバウンティー・キラーを始めとする様々なアーティストによって超人気リディム(リズムトラック)となったディワリ(数多く流用されている人気のリズムトラックの意)をバックトラックに起用したこの曲は同じディワリ・トラックの中でも最大のヒットを記録。
R&Bに通じる切ないヴォーカル、メロディが受け、今ではレゲエ・シーンにとどまらずクロス・オーヴァー・ヒットを続け、全米でビルボードチャートでも上位に食い込んだ。
80年代後半から活動し、<Penthouse>レーベルを中心に多数の佳曲を発表しているレゲエ・シンガー、ウェイン・ワンダー。
その憂いをはらんだ魅惑的な歌声で、女性のハートを鷲づかみにしている。
スムース・チューンでのしなやかな振舞いは当然のこと、ハードコア・ダンスホールでみせる、重いビートの衝撃を吸収してしまうかのごとき柔軟なヴォーカル・ワークが実に素晴らしい。
独自のスタイルで昇華させた、アン・ヴォーグ「Hold On」やマイケル・ジャクソン「Heal The World」などのカヴァーも、快感に満ちた仕上がりとなっている。
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